JALの奇跡(大田嘉仁著)を読みました。

こんにちは、よしくんです

先日、JALの奇跡(大田嘉仁著)を読みました。


JALの奇跡 (稲盛和夫の善き思いがもたらしたもの)

京セラの稲盛和夫氏の秘書で一番身近におられた方が書かれた本です。稲盛さんの近くにいた人にしか書けない内容です。

気づきとして

  1. 稲盛さんがJAL再建を引き受けた時、報酬は0円だった・・・・稲盛さんは、引きうけた要因として、大きく3つあり、①日本経済への影響、②社員の雇用、③健全な競争がないと資本主義経済は機能しないこの3つの要因があったために引き受けたそうです。本当に自分の利益ではなく、日本全体の事を考えての社長就任だったと思います。このような人はいないと思います。
  2. 稲盛さんの考えとして「謙虚さは魔除けだ。」という教えがある・・・・・謙虚である限り失敗することなく、悪い人間は寄ってこないそうです。謙虚さを大切にしたいです。
  3. 人間・仕事の結果=考え方×熱意×能力・・・・・熱意と能力はよく解るのですが、考え方が大切だと言うことがよく解りました。自分オンリーという考え方があると、能力と熱意があってもうまくいかないと思います。考え方を鍛える事が重要だと思いました。

よしくんまとめ

  • 企業を運営したり仕事をする上で、フィロソフィー(考え方)がとても重要である。
  • だれにも負けない努力、謙虚、善行、反省が大切である
  • 常に善いことを考え、自分が一生懸命努力することが需要である。

以上です。経営者というと、利益の追求のみしているイメージがあったのですが、稲盛さんは全く違う人でした。この本は稲盛さんの一番近くで一緒に仕事をされていた方が書かれた本なので説得力がありました。


JALの奇跡 (稲盛和夫の善き思いがもたらしたもの)